月日のたつのは早いもので、コンサルタント稼業も10年目に入った。多くのコンサルタント活動をさせて頂き、色んな経験をさせて頂いた。経営者の方々の卓越した人生観に心打たれることも多い。
コンサルタントとはクライアントに感謝し感謝されながら働ける有り難い仕事であると思う。
理想的なコンサルタント(あらまほしきコンサルタント)とは、クライアントの「よき友」になることだと思う。
徒然草117段に「よき友」について書いてある。まず「ものくるる友」とある。
現在では、情報をくれる友であろう。次は「医師(くすし)」とある、現状の診断を的確にしてくれる友であろう。最後は「知恵ある友」とある。「企業の生き残る知恵をくれる友」であろう。「よき友」とは、どの時代でも生きるための支えになる存在であることは言うまでもない。高校生時代に還って徒然草を読み返してみようと思う。温故知新である。
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