私は酒が好きで、よく立ち飲み屋・居酒屋で一杯やることが多い。外で飲まない時は家で晩酌する。外で飲む時や食事をする時に気になるのが、タバコ。隣で酒を飲む人の喫煙、これが私には堪える。酒・料理が不味くなるのである。
こういう私も20歳台にはいっぱしの愛喫家であった。ショートホープを1日2箱と、決して軟弱な愛煙家ではなかった。それを30歳になった日に止めた。その日以来1本も吸っていない。簡単にやめられた、私は意志が固いのだ。というよりもタバコに魅力を感じていなかったのかもしれない。
タバコは嗜好品だ。吸う人にとってはストレスの解消になるかもしれない。しかし、タバコは肺ガンをはじめ様々な病気の原因になると指摘されている。本人は承知の上で吸うのだからとやかく言うことはないが、問題は回りの人への悪影響、とりわけ妊婦・子供達への被害だ。いわゆる受動喫煙の害である。少なくとも専用スペースで喫煙していただきたい。
ところで、国の税制調査会ではタバコの増税を検討し、今秋から増税・値上げになる見込みだ。値上げ(増税)幅は、20本入り1箱300円が400円程度になるとのこと。しかし欧米の趨勢のタバコ価格(例えばイギリスは1箱約850円、フランスは約550円)に比べまだまだ安い。
喫煙率は男4割、女2割と言われている。この数字を逆に見ると、男の6割、女の8割合計で7割もの国民がタバコを吸わず、タバコを嫌っているのだ。この嫌われものを、この際遠ざける、禁煙することをおススメします。禁煙したら空気が旨くなりますよ。
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