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随想の広場

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目を離せないアフリカ

10.09.05
SAVS会員 (有)サミット・ラボ 取締役社長 杉村 光二

 昨年、「ガーナに行ってくれませんか」と言われ、「ガーナってアフリカだよね?」

 不勉強な私は、それまで象やライオンがいるアフリカに行ってみたいなと思ってはいたけれど、ガーナがアフリカのどの部分なのかも分かっていなかった。

 アフリカ中小企業の実態調査団の一員として行って以来、アフリカについて少し学ぶことができた。一言でアフリカと言ってもとにかく広い、面積は日本の約80倍、約900の民族がひしめき合い、周辺海域を含めると53カ国あるという。BRICS諸国として最後のSを南アとするほど経済発展の著しい国から、いまだ国境紛争や民族間紛争・内乱、そして多くの難民の絶えない地域がある。

 そのような所で日本の"KAIZEN(改善)"活動が注目され導入を図ろうとする。昨年の調査を皮切りに、アフリカ各地からの研修生を迎え研修を行った。なんでも吸収しようと意欲満々。若者が多く、天然資源や地下資源に恵まれ、大いなる可能性を秘めた国々、今後地下資源や市場の争奪戦が激しくなり、日本の将来にも大きく影響しそうなアフリカ。これからの発展が大いに期待され目がはなせない。


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