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随想の広場

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播州赤穂と聖徳太子

13.05.20
SAVS会員 桜井IT研究所 代表 桜井秀治
今年初め、赤穂に企業指導で何度か伺った。
社長が坂越駅まで迎えに来られ、開口一番、赤穂浪士でなく「川勝公を祀る神社…」で始まった。
秦川勝といえば聖徳太子と関係が深い。
太子の死後、山背大兄王をはじめとする太子一族が戦いに敗れたときに、落ち延びてきたかも知れないと思った (そうではなく、余命を全うした後に没したのが坂越)。

そういえば、小生がかって住んだり旅行した国や地域、伊勢原・バチカン・チャタヌガ・ハノイ・ボストンなどが、何らかの形で小生とつながっているのが分かってきて、正に「歴史とは現在と過去との対話」(E.H.カー)というのを実感する。
企業指導(改善活動)などでも、その前提となるのは、その企業における「現在と過去の対話」であろう。
それなくして、未来には進めない。

折しも「上宮聖徳法王帝説」が東野治之校注で岩波から発売された。



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