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随想の広場

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発想についての評価

13.10.13
SAVS会員 桜井IT研究所 代表 桜井秀治
最近、評価というのにはまりこんでおり、何でも評価して楽しんでいる。
映画「風たちぬ」は、宮崎駿監督の最高傑作・到達点と小生は評価するが、観客からみて、小生と同時代の日本人には評価されても、その他の人には評価が難しいのだろう。
毎年、ノーベル文学賞の有力者、として村上春樹氏が期待されているが、評価者には、独自の思想というか、何かしら個性的な何かが物足りないのではないだろうか。
Windows8は、キーボードなしの発想が西洋ビジネスのタイプライター→キーボードというスタイルに打ち勝った線上のソフトであるが、使っている小生の評価は、第4世代インテルと相俟って、処理速度と操作性が格段に向上し、快適に使っている。
倍返しというのがTVドラマで流行っているときに、中田薫博士の「徳川時代の文学に見えたる私法」を読んでいたら、契約の手附受領者が契約を破棄するには倍の手附が要る、とあって、倍返しの発想はこれだと直感した。調べたらその通り、ドラマの原作者・池井戸順氏には当たり前の発想だが、凡人には凄いことと評価されている。
してみると、発想というのはその道のプロには何でもないが、アマにはアイデア止まりというのが妥当な評価なのでしょう。



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